太る事への恐怖や、
痩せているのに「もっと痩せなければ?」と思い込んでしまい、
極端な食事制限をする人がいます。
我慢を重ねた空腹の末、
口にするのはチョコレート一口だけ…と、
このような偏ったダイエット方法を、
10~20代の若い女性が行ってしまう傾向があります。
・「○○だけダイエット」
・「1日○食ダイエット」
様々なダイエット方法が出回っていますが、
医者の監修もなく、
またリスクについて十分調べないまま
「極端に食べないで痩せる」ダイエットは注意が必要です。
▶「ダイエットと過食症」30代40代以上の子育てや働く女性が危険!その原因と方法は
スポンサードリンク
ダイエットと拒食症
食べないで痩せるというと、
食事制限やカロリーカットなどの方法がありますが、
これらと「拒食症」という病気は全く違うものなので、
間違った認識は非常に危険です。
拒食症になってしまうと何一つ良い事はありません。
今回は、拒食症の特徴や陥る理由、
その危険性についてご説明します。
拒食症に
なった身体とは
▶「おデブさん女性の乳がんのリスク」肥満20代30代さらに危険40代50代

3つの大きな特徴
- 肋骨が浮き出る
- 腕や太腿が極端に細い
- 胸がぺったんこ
モデルのように健康で美しい痩せ型とはかけ離れた、
不健康なイメージしか沸きません。
しかし、
拒食症になってしまった人は
客観的に自分を見る事ができなくなっているので、
このような状態になっていたり、
周りから痩せすぎている事を注意されたとしても
「まだ痩せなければ…」と思い込み、
正常な判断が出来なくなっているのです。
自分が拒食症で危ない状態とも思っていないので、
拒食をやめたり病院に行こうとすることができません。
栄養不足、身体が飢餓状態になるため
命を落とすこともある危険な病気ですので、
心と体が蝕まれてしまわないように、
拒食症の危険性を知っておくことは大切です。
▶「おでぶさん女性の大腸がんのリスク」死亡率1位、肥満との結びつき
拒食症に
陥るキッカケとは
はじめは、
少しの食事制限から始めたダイエット
それから拒食症に陥るケースが多いのですが、
短期間での減量に成功したり、
久々に会った友人から
「痩せたねー、綺麗になったね!」
「すごいね、どうやって痩せたの?」と大きな反応を見せられると、
もっと褒めてほしい、
もっと言われたいと思うのが女性の心理です。
もっと痩せて綺麗になろうと
思う気持ちがエスカレートして、
太ると周りに幻滅される、
周りの子の方が痩せているという恐怖心から、
・食べる事へ罪悪感を感じるように
・食べても吐いてしまったり
下剤を使って必要以上に排泄させようとしてしまうのです。
▶健康な子宮を「おデブさん女性の月経異常と妊婦のリスク」20代30代
拒食症に
陥りやすいのは
このような拒食症に陥りやすいのは、
【まじめな人・優等生タイプ】に多いと言われていいます。
小さい頃から、
親や周りにどう見られているかを
常に気にしながら行動していた人が多い傾向にあります。
また、完璧主義であったり負けず嫌いタイプの人も、
自分の現状に納得できず、
痩せる事に執着してしまい拒食症になりやすいそうです。
このようなタイプの人は、
ダイエットを始める際1人で悶々と進めるのではなく、
パートナーや家族にダイエット宣言をして、
突き進み過ぎていないか、
時にはセーブしてくれるクッションの存在になってもらうことをオススメします。
▶「おデブさん女性の脳卒中(脳梗塞)リスク」守るべき健康のために
スポンサードリンク
まとめ
拒食症は食べ物を体内に入れないので、
ほとんど使われない胃は収縮し
さらに食べ物を受け付けなくなります。
空腹感を感じない事は、
一見ダイエットにもってこいと思いそうですが絶対ダメな事です。
生きるために必要な栄養を欲しなくなるため、
体にとって非常に危険な状態といえます。
命の危険を感じる頃には、
すでに自分をコントロールできない状態になっています。
そのような病的な状況にならないためにも、
極端な食事制限は絶対に避けましょう。
栄養バランスのとれた食事と適度な運動で、
健康的に痩せて美しい身体を目指しましょう。
🔻これを読んでからのオススメ記事
▶おデブさん「病気やケガで大変でした」短編・体験談集Case1~10